スマホに保管している思い出の動画が再生できなくなってしまった、YouTubeを見ている途中で固まってしまい続きが見られない、など、スマホから動画を再生した際に、困った経験はありませんか?このような動画再生のトラブルは、対処法を知っていれば回避できるかもしれません。今回は、スマホで動画を再生できない場合の対処のしかたを、症状別にご紹介します。
【ケース1】
スマホ本体で撮影した動画が再生できない
スマホで撮影した動画を見ようとすると、サムネイルに何も表示されず、再生できなかったり、途中で固まったりしてしまうことがあります。せっかく撮ったムービーが見られなくなってしまうのは悲しいですよね。しかし、この症状は、ワンステップで改善するかもしれません!
まず、考えられるのが「メディアプレイヤー」のキャッシュがいっぱいになっていること。メディアプレイヤーとは、スマホ内の動画を再生するときに使用するアプリです。キャッシュが溜まるとアプリの動作が不安定になるので、こまめにクリアするようにしましょう。
【ケース2】
microSDカードに保存した動画が再生できない
スマホの容量を増やすために、microSDカードを使用している方もいらっしゃるのではないでしょうか。動画の保存先が、スマホ本体ではなくmicroSDカードになっている場合、カードの接触不良が原因かもしれません。 スマホを再起動させたり、一度スマホの電源を落としてから、microSDカードを抜き差ししたりすることで、正常に読み込んでくれます。
「キャッシュの消去」、「再起動」、「microSDカードの抜き差し」、を何度か試してみて改善されない場合は、スマホ本体の故障もしくはmicroSDカードの破損が考えられるため、携帯ショップで相談してみるといいでしょう。
【ケース3】
YouTubeの動画がスムーズに見られない
YouTubeで視聴していた動画が、途中でフリーズしてしまったり、強制終了してしまったりする原因は、主に以下の4つです。
・動画そのものに原因がある
動画が高画質である場合、容量が大きいためフリーズしやすくなります。再生画面のメニューアイコンから「画質」を選択して、画質の設定を下げると容量が軽くなり、比較的スムーズに閲覧できますよ。
・使用しているハードウェアやソフトウェアが不安定
動画再生に使用するアプリのキャッシュが溜まっていると、エラーを起こしてしまうことがあります。アプリのキャッシュをクリアするか、スマホを再起動させることで解決するかもしれません。
・インターネット環境が不安定
ネットワーク接続がされているかの確認と、ネットワーク環境の変更を試してみましょう。Wi-Fiで接続すると、動画の読み込みがスムーズになる傾向があります。
・サーバーにアクセスが集中している
動画の注目度や、アクセスが集中する時間帯などによっては、サーバーが処理に追いついていない場合があります。画面をタップして、動画の再読み込みをしましょう。
まとめ:
動画が再生できない原因はひとつとは限りません。よって、症状を確認して、原因に合わせた効果的な対処法を試すことが大切です。心あたりのあるものから順番に試してみましょう!