新生活シーズンまであとわずか。入学やアルバイト、資格試験や運転免許証など、さまざまな場面で証明写真が必要になる機会が増える季節でもあります。
でもこの「証明写真」、苦手意識がある方も多いのではないでしょうか? たとえば、証明写真ボックスで撮影する場合、狭いボックスの中は、なんとなく落ち着かないものです。撮れた写真を見てから、もう一度撮影したとしても、どこを直せばいい表情になるのかもわかりません。それに、制限回数内に納得のいく表情が撮れなければ、撮り直すにはお金がかかりますよね……。

今回は、証明写真を撮るときに気をつけたい、表情や姿勢のポイントと、急に証明写真が必要になったときに役立つ方法をご紹介します。

証明写真を撮るときに気をつけたい、
表情や姿勢のポイント

●ポイント1 「笑顔」

自分では笑顔になっているつもりでも、外から見ると意外とできていないもの。「真顔」のような証明写真は、見る人によっては睨まれているように感じる場合もあります。あらかじめ鏡の前で笑顔を練習して、自分の「口角の上がり具合」を前もって知っておくのがベスト。ただし、口角を上げすぎたり、歯を見せて笑ったりするのはNGです。

ポイント1 「笑顔」

●ポイント2 「あごの引き方」

うつむかない程度にあごを引くと、目に程よく力が入り、真面目で真摯な表情になります。ただし、あまり目を見開くと怖い印象になるので注意!
逆にあごを上げると高圧的な雰囲気になってしまうので避けましょう。

ポイント2 「あごの引き方」

●ポイント3 「表情を作るのは、シャッターの直前!」

人は、同じ表情を長く続けていることができません。カウントダウンが始まってすぐに表情をスタンバイさせてしまうと、笑顔や口角が完璧でも、表情がこわばってしまいます。まずはゆったりリラックスしておいて、シャッターの直前に表情を作るくらいでOKです。

ポイント3 「表情を作るのは、シャッターの直前!」

●ポイント4 「背筋の伸ばし方」

猫背がNGなのはもちろんですが、逆に背中を反りすぎてしまうと、写真の印象が暗くなったり高圧的に見えたりします。頭のてっぺんが上から吊られているようなイメージで、自然に背筋を伸ばしましょう。

ポイント4 「背筋の伸ばし方」

●ポイント5 「カメラに向かってまっすぐ座ろう」

表情や姿勢を正しても、なぜかうまく撮れない…。そんな時は、利き腕側の肩が上がってしまい、カメラに向かってうまくまっすぐに座れていないことがあります。
あらかじめ、自分の「まっすぐ」がどれくらい歪んだり、曲がったりしているのかを把握しておくことで、正しく「まっすぐ」に撮影ができますよ!

ポイント5 「カメラに向かってまっすぐ座ろう」

おすすめテクニック 「ハンカチや紙で顔の影をやわらげる」

膝の上に白いハンカチや紙を乗せておくと、光を反射して鼻の下やあごの影をやわらげてくれます。これだけで表情が明るく見え、写真から受ける印象もアップしますよ!

おすすめテクニック 「ハンカチや紙で顔の影をやわらげる」

「いますぐ証明写真が必要なのに……!」
そんなときのために

急にアルバイトの面接が決まった時や、資格試験を申込む時など、突然、証明写真が必要になるシーンも多いですよね。 そんなときに限って近くに証明写真ボックスが見当たらなかったり、忙しくて撮りにいく時間がなかったり……。 そんなことがないように、満足に撮れた証明写真は「データで持っておく」ことをオススメします。 最近では、証明写真ボックスで撮影した写真をその場でスマホに送れるサービスも登場しています。写真データはスマホに送って保存しておき、急に写真が必要になったときには、コンビニなどでプリントして活用しましょう。

証明写真のデータは、高精細で大容量なものもあり、スマホに保存しっぱなしだと、スマホの容量を圧迫してしまう場合もあります。そんなときはマイポケットに証明写真のデータを保存して、スマホの容量を軽くしましょう。マイポケットに預けたデータをスマホから削除しておけば、スマホの容量不足を解消できるので、容量を気にせず、データを保存できますよ。