仕事にも勉強にも日常生活にも、現代人の生活に欠かせないスマホ。いつでもどこでも使えて便利ですが、それだけにマナーを守らないといけません。スマホユーザーに絶対押さえてもらいたい常識とマナーをご紹介します。

危険がいっぱいの「歩きスマホ」

通話やチャット、SNS、さらにはゲームなどスマホにはたくさんのアプリが入っています。ついついスマホの画面に集中してしまい、周りの人とぶつかりそうになった経験はありませんか。そんな「歩きスマホ」は、今や駅などで注意のアナウンスが入ることも多くなってきました。自分一人が壁にぶつかったり、つまずいたりするぐらいならまだいいですが、周りの人にケガをさせてしまったら大変。さらに、自転車などの乗り物に乗っている時に使うのはやめましょう。いくらスマホホルダーなどに置いていても、事故にあってからでは取り返しのつかないことになってしまいます。

ちょっとした心づかいが大切な「使う場所」

電車や新幹線などの車内では、大きな声で話さないこと。これは常識中の常識ですよね。映画館、コンサート、劇場などの上演中にスマホを使うのもマナー違反となります。一瞬だけチェックするつもりが画面のライトで雰囲気が台無しに、なんてことも……。また、駅や横断歩道など人がたくさん歩いている場所に立ち止まってスマホを使うことも危なくて迷惑です。スマホを使う時は周りのことを考えて、なるべく人のいない場所で使うようにしましょう。ちょっとした心づかいで自分も周りも快適ですよね。

意外と忘れがちな「撮影に関するマナー」

街で芸能人を見かけてスマホでパシャリ。一見よくある光景ですが、「パブリシティー権」「肖像権」「プライバシーの権利」などがあるので注意が必要です。特に有名人の家族や自宅など、プライバシーに関わる部分が写っているのは絶対NG。これは一般人に対しても同じです。知らないうちに撮影された自分の画像が、どこでどう悪用されるかわからないと考えたら恐ろしいですよね。あくまで私的利用のうちに留めておきましょう。ほかにも、寺社仏閣や文化財などは撮影禁止となっている物が多くあるので注意が必要です。観光地では記念撮影をたくさんしたい気持ちもわかりますが、その場所のルールをしっかり守ってください。飲食店に関しても同じように、「写真撮ってもいいですか」の一言をお忘れなく。

簡単に設定できる「マナーアプリ」を使ってみよう

通常モードとマナーモードを切り替えられるようにしている人も多いですが、「いちいち切り替えるのは面倒」「うっかり設定し忘れてしまった」といったこともあると思います。そんな人は、ワンタップでマナーモードに設定できるアプリを入れてみましょう。場所や曜日で切り替えられる『お出かけスイッチLite』や、音の有り無しからWi-FiのON/OFFまで細かく設定できる『Widgetsoid2.x』など、簡単に切り替えられるアプリがたくさんあるので参考にしてみてください。

さいごに

これらのマナーは若い人や高齢者だけでなく、スマホに親しんでいてもうっかり抜けている人が意外と多く見られます。スマホと一緒にスマホのマナーも持ち歩いてくださいね!