自慢のペットのかわいらしい姿を見ると、スマホなどでつい写真を撮りたくなりますよね。何とも言えない表情やしぐさをうまく撮れたときは、SNSにアップして、みんなにシェアするという方も多いのではないでしょうか。

でも、ペットなどの動物たちは写真を撮るのが難しい被写体のひとつ。とくに室内で撮る場合はどうしても暗い場所での撮影になるので、うまく撮れない可能性が高くなってしまいます。「動いてしまってブレてしまう」「かわいい表情が撮れない」など、ペット撮影のお悩みを抱えている人も多いかと思います。

そこでご紹介するのは、愛するペットの“かわいさ”を引き出すための4つの撮影ポイント。いつもとは違うペット写真で、みんなをメロメロにしちゃいましょう!

ペット撮影のポイントその1
「大切なのは“リラックス”」 !

ペット撮影のポイントその1

まず覚えておきたいのは、「ペットはとても繊細」だということ。“絵になりそうな場所”だからといって、初めて行く場所や、見慣れない空間は、ペットにとってかなりのストレスになります。いきなり撮り始めようとすると、怖がったり、興奮したりと、なかなかシャッターチャンスを与えてくれません。

いい写真を撮るためには、何よりもまずペットを「その場所に慣れさせてあげる」ことが大切です。少し時間をかけて、どんな場所なのか感じさせ、不安を取り除いてあげましょう。

「撮影はリラックスしてから」が、鉄則です!

ペット撮影のポイント その2
「シャッターチャンスは、行動パターンにあり!」

ペット撮影のポイントその2

ペットのかわいらしい写真を撮るためには、ペットの行動パターンを知っておくことも大切です。例えば、「食事のあとはすぐに寝ちゃう」「絶対に飛びつくおもちゃがある」「何よりも好きなおやつがある」など、飼い主だからこそわかるペットの習慣やクセを把握しておくと、狙ってシャッターを切ることができますよ!

ペット撮影のポイント その3
「動きを予測しよう」

ペット撮影のポイントその3

ペットを撮影するとき、自由に動き回るペットを追いかけながら撮ろうとしていませんか? もしかすると、これが失敗の原因になっているのかもしれません。撮影する側も動きながらの撮影になるので、どうしてもブレやすくなってしまいます。

おすすめは、撮影場所を決めて、そこに誘導してあげること。お気に入りのおもちゃやおやつで興味を引いて、撮影場所まで誘導してあげましょう。

撮影するときは、スマホの上で指を鳴らしたり、名前を呼んだりして視線をうまく向けさせましょう。

普段から使っているクッションやタオルは、自分のニオイが付いているのでリラックス度がアップした写真が撮れる可能性大!無防備に寝ている姿なんて、思わずニヤニヤしてしまいそうですね。

ペット撮影のポイント その4
「一瞬の表情をとらえよう」

ペット撮影のポイントその4

コロコロとかわる表情、繊細なヒゲや毛並み…一瞬の表情をとらえるためには、「ブレ」は禁物です。できれば三脚などを使って、スマホをしっかり固定してから撮りましょう。
さらに、スマホ用のワイヤレスカメラシャッターを使えば、撮影する時に画面を見なくてもOK。ペットの気を引くために、身振り手振りを大きくして、いい表情を引き出すことに集中できますね。

三脚やカメラシャッターがない場合は、「連写」がおすすめです。たくさん撮った中から素敵な表情を選んで、大切なペットの一瞬を残しましょう。

その他のペット撮影のポイント

  • ●「天使の寝顔」を撮ろう!

    特に活発な「赤ちゃん期」でも、寝ているときばかりはじっとしていてくれます。ぐっすり寝ているのを見計らって、起こしてしまわない程度にキュートな小道具などを置いて、ベストショットを狙ってみましょう。

  • ● 見慣れないもので気を引く!

    シャボン玉など、ペットが普段見慣れないものを使うと、不思議そうな表情をしてくれることも! あまり大きなものや、大きな音の出るものは怖がらせてしまうので、注意しましょう。

  • ● 客観的視点を意識してみる

    撮影する時は、つい、ペットの顔をカメラに向かせたくなりがちです。でも、飼い主を意識していない時の、ナチュラルな表情も素敵なのです。遠くで走っている姿や、窓の外を覗く横顔など、ふとした瞬間も絵になります。

    特に「赤ちゃん期」の動物たちは、成長スピードが驚くほど速く、「この瞬間」にしか撮れない姿がたくさんあります。ご紹介したテクニックを使って、大切なペットの素敵な写真を残してくださいね。

せっかく納めた貴重な一瞬は、マイポケットに保存しておけば、成長記録として末永く楽しむことができますよ。